さて、今までの説明で、ほぼ、将棋を指すことができるようになったはずですが、あと、いくつかの細かいルールがあります。
ここでは、その中でも、もっとも良く出てくる、二歩という、反則について説明します。
将棋のルールの中に、「同じ筋に、二枚の歩を打ってはならない」というものがあります。 これは、二歩の禁止と言って、自分の歩がある筋に、持駒の歩を打ってはいけないのです。 この「二歩」というのは、反則の中で、最も良く出てくるものです。 歩を打つときは、二歩になっていないかどうか、よく確かめてから、打つようにしましょう。 |
さて、二歩以外にも、打ってはいけない場所が、ほんの少し存在します。 それは、「動けない駒を作ってはいけない」というルールがあるからです。 前に、香や歩は、一段目に動くときは、必ず成らなければならない、と言ったのも、この動くことのできない駒を作ってはいけない、というルールに基づくものだからです。 したがって、香、歩の一段目と桂の一段、二段目のみが、打つことができず、また、成らずで動くことができない、ということです。 |